小田原は、戦国時代に後北条氏の「城下町」として発展し、江戸時代には東海道屈指の「宿場町」として栄え、明治期には政財界人や文化人たちの「別荘、居住地」として愛されてきました。　
緑豊かな山、清らかな川、雄大な海、肥沃な平野、そして温暖な気候。そのような中で「城下町」「宿場町」「別荘・居住地」を支える、実に豊かな生業（なりわい）が生まれ、数百年を経た現在も色濃く残っています。
多くの先人によって築かれた長い歴史と伝統・文化。地域性を活かした「小田原ならでは」の歴史的資源・観光資源を小田原箱根大博覧会を通して対外的に発信し、明治・大正・昭和に活躍した偉人たちが残した邸園（邸宅と庭園）文化とその周辺の産業を中心にツアーを企画し、地域の方々と参加者との交流を計り再びこの地にお越しいただくような仕組みを作り、地域の文化・経済・暮らしの全てを総合的に活かして、地域の活性化を図り「地域の未来を拓く」持続可能なものにしていくようなツアーで小田原の生業（なりわい）を再発見していただきます。